【中国】広州市-健康コードが黄色になった場合の対応策
上海市だけでなく、広州市内でもコロナの感染が拡大しており、各地域において、大規模なPCR検査を実施しています。そのため、4月12日(火)より、広州市衛生健康委から、4月9日(土)以降PCR検査を一度も受けていない方は、健康コードが黄色になるとの発表がありました。
日常生活では、健康コードの色が緑色でなければ、地下鉄、バス等の公共交通機関を利用することができず、公共場所の出入についても支障がでてきます。このコロナ禍において、健康コードが黄色になってしまう方は少なくないと考え、今回は、もしも健康コードが黄色になってしまった場合の対応策等をご紹介させていただきます。
Contents
Q1 どのようにして(自分の)健康コードが突然黄色になるのでしょうか。
・通常、重点地域から来て間もない人は、健康コードが黄色になります。
・また、4月12日(火)より、4月9日(土)以来PCR検査を一度も受けていない方は、健康コードが黄色になります。
Q2 健康コードが黄色になったら、どのようにすればよろしいでしょうか。
健康コードが黄色になった場合、(自分が住んでる家の)所在社区に報告し、原則、必要以外の外出を控え、7日間の在宅健康観測を実施する必要があります。
また、7日間で、PCR検査を3回受ける(実施するのは病院関係者)必要があります。(PCR検査毎に、24時間以上間隔をあける必要があるため、1日目、3日目、7日目にPCR検査を受ける。)
黄色の健康コードのPCR検査を受ける手順は以下の通り。
① 粤核酸3をWeChatの小アプリ(小程序)にて開く。
② 受检人登录(検査を受ける人のログイン)を選択。*下の医护人员登录は医療関係者のログインを指します。
③ 常规采样(常規PCR検査)を選択。*上の大规模核酸筛查は大規模PCR検査を指します。
④ 必要情報を記載し同意を選択。
⑤ 粤核酸3の準備完成。
⑥ 指定のPCR検査場所まで行き、健康コード、粤核酸3をスタッフに見せる。
⑦ PCR検査を受ける。(人数によって並ぶがあり、PCR検査終了まで時間がかかる可能性があります。)
Q3 どこでPCR検査を受けることができますか?
黄色の健康コードと緑色の健康コードを持つ方は、それぞれ指定のPCR検査場所で受ける必要があります。各区の指定のPCR検査場所については、WeChat公式アカウント「広州本地宝」の下記手順でご確認いただければと思います。
【注記】
上記の方法で、黄色の健康コードのPCR検査場所として表示されたとしても、実際にその場所が、黄色の健康コードのPCR検査ができなくなっていることがあります。このようなことを避けるよう、直前にお電話で黄色の健康コードのPCR検査が行われているか、確認することをお勧めします。
*下記写真の看板には、「以前は黄色の健康コードのPCR検査場所だったが、現在は行っていないため、別の黄色健康コードのPCR検査場へ行ってください。」という案内が記載されている。
Q4 黄色の健康コードはいつ頃緑になりますか。
通常、健康コードが黄色になった人は、PCR検査を受けた後、陰性である場合、健康コードが自動的に緑になります。しかし、今回広東省新型コロナウィルスによる疫病の予防・抑止指揮弁によると、一部の重点地域からきて間もない方の健康コードは2回黄色になる可能性があり、その場合は2回のPCR検査を受ける必要があります。
実際に、健康コードが黄色になった日にPCR検査を受け、陰性結果であったため、健康コードが緑色になった後、再び黄色になってしまった方がいます。その際、2回目のPCR検査を受けられています。
Q5 黄色の健康コードが緑になった後、大規模PCR検査を受ける必要がありますか。
黄色の健康コードが緑色になった後、大規模PCR検査を受ける必要があるかどうかは、所在地/社区により異なりますので、各自治体へご確認をお願いします。
以下は、PCR検査の一例のフローですが、このように「常規PCR検査」と「大規模PCR検査」に分けられている場合があります。
以上、あくまでも参考資料として、実際には各地現場のコロナ予防・抑止要求に基づくことをご留意ください。
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