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香港「優秀人材パススキーム」の申請者数、1万人突破【大湾区情報レター Vol.55】

「大湾区情報レター」では、今後、日系企業の皆様に有用と考えられる最新情報をピックアップしお届けしていきます。


 

 

 

 香港特別行政区政府労働福祉局(Labour and Welfare Bureau)局長であるクリス・スン(孫玉菡)氏は15日、香港の「優秀人材パススキーム」の申請者が実施7週間で1万人を超え、その申請者のうち半数が30歳以下の若者であることを明らかにしました。

 

 立法会のロビー交流会に出席した後、メディアの取材に応じた孫局長は、スキームへの申請約8,400件が処理され、うち約7,700件が承認されたと述べました。申請者の大半は若者で、30歳以下が全体の約半数、約97%の申請者が50歳以下となっています。全応募者のうち半数は世界のトップ100大学を卒業し、過去5年間に3年以上の職務経験を有しています。応募者の6分の1が年収250万香港ドル以上となっています。

 

 2022年施政報告において、香港政府は人材誘致のための一連の施策を提案しており、その中でも「優秀人材パススキーム」は2022年12月28日に申請受付が開始されました。このスキームは、以下の3種類の人材を対象としています。申請前の直近の年間所得が250万香港ドル以上の人を対象としたA類、世界トップ100大学を卒業し、申請前5年以内に3年以上の実務経験を積んだ人を対象としたB類、世界トップ100大学を卒業し、申請前5年間の実務経験が3年未満の人を対象としたC類、そしてC類の上限は年間1万人までとしています。

 

 

 

 

【参考資料】

 

・香港「優秀人材パススキーム」の申請者数、1万人突破

 

 

 

 

*本記事が記載されている大湾区レターは、以下のリンク先からダウンロードしていただけます。

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本記事の目的:

本記事は、主に中国へ進出されている、またはこれから中国進出を検討されている日系企業の皆様を対象に、中国国内での経営活動や今後の中国ビジネスに重大な影響を及ぼしうるような国家・地方レベルの最新の法律法規と関連政策の主な内容とその影響、日系企業をはじめとする外資系企業の取るべき主な対策などを紹介することを目的として作成されています。

 

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