「大湾区情報レター」では、今後、日系企業の皆様に有用と考えられる最新情報をピックアップしお届けしていきます。

 

 

10月16日、17日、第3回大湾区サービス貿易会議が、香港及びマカオの会場で開催されました。 今回の貿易会議は、広東省人民政府、香港特別行政区政府、マカオ特別行政区政府の指導のもと、広東省商務庁、珠海市人民政府、香港商務及経済発展局、及びマカオ投資誘致投資促進局が主催しました。

 

 

貿易会議のテーマは「サービス・アウトソーシング＋大湾区の新エンジン」

　貿易会議のテーマは「サービス・アウトソーシング＋大湾区の新エンジン」で、香港・マカオ会場で先行開催する「一会三地」の開催方式を引き継ぎ、「大湾区での盛大なイベント」の幕が開き、10月31日から11月1日まで珠海メイン会場での開催に向けてのウォーミングアップになります。

 

　今回、香港・マカオ会場で開催された貿易会議は、それぞれ香港エレクトロニクス・フェア（秋）、マカオ国際貿易投資展覧会（Macau International Trade and Investment Fair、略称「MIF」）と連携し、周知の2展示会の注目コンテンツと融合し、特別プロモーションやB2B特定テーマの商談などの内容を入念に計画することで、国際展示会の広いステージを活用し、業界交流の深い利点を加え、企業のためにより多様化・広範な国境を越えた貿易市場を開拓します。

 

　香港会場では、AI、越境Eコマース、電子製品サプライチェーンの最適化と革新などの最先端分野が焦点となっています。13社のグローバルバイヤーと大湾区の60社以上の企業・団体の代表者が一堂に会し、越境貿易やその他の内容を巡って綿密なマッチングが行われました。マカオの会場ではさらに活気があふれており、大湾区の120社以上の企業・団体の代表が積極的に参加し、国内外のバイヤー21社が14億元（約2.11億米ドル）以上の契約リストを携えて来場しました。

 

 

 

香港・マカオ会場で成約したアウトソーシング案件の総額は14.3億元（約1.92億米ドル）

　統計によると、香港・マカオ会場では合計12社の外資系アウトソーシング業者が複数回の商談を行い、アウトソーシング案件の総額は14.3億元（約1.92億米ドル）に達しました。 このうち、香港会場では合計60回のマッチング商談が行われ、その場で8件の取引意向書が交わされました。

 

　マカオ会場では43回のアプローチ・商談が行われ、11件の取引意向書が交わされ、同意向書に関する総額は約6.58億元（約9400万米ドル）となっています。また、香港・マカオ会場では、テーマ別の視察ルートが設定され、交渉当事者双方のニーズに応え、お互いに理解と協力を更に深めることができました。

 

 

 

大湾区サービス貿易会議のメイン会場の珠海では、総契約額が約15.6億米ドルに（110億元以上に相当）

　第3回大湾区サービス貿易会議のメイン会場活動は、10月31日から11月1日まで珠海国際会議展覧センターで開催され、「オープニング＋B2B商談交易会＋プロジェクト・プレゼンテーション＋展覧展示＋セット活動」という多様な形で行われ、100社以上のグローバルバイヤーの購買リストをすでに受領済で、情報技術（IT）及びデジタルサービス、ヘルスケア、金融サービスと投資、工業デザインと建設、越境Eコマースと貿易、物流サービス、OEMとODMサービス、アウトソーシング製造及び調達、文化、エンターテインメントなどの9つの主要産業が含まれ、総契約額は約15.6億米ドル（110億元以上に相当）、最大の単一プロジェクト予算は5,000万米ドルという高額に達しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【参考資料】

第三届粤港澳大湾区服务贸易大会港澳会场举行

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*本記事が記載されている大湾区レターは、以下のリンク先からダウンロードしていただけます。

 

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本記事の目的：

本記事は、主に中国へ進出されている、またはこれから中国進出を検討されている日系企業の皆様を対象に、中国国内での経営活動や今後の中国ビジネスに重大な影響を及ぼしうるような国家・地方レベルの最新の法律法規と関連政策の主な内容とその影響、日系企業をはじめとする外資系企業の取るべき主な対策などを紹介することを目的として作成されています。

 

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