7月10日から香港・マカオの永住権を持つ外国人が中国本土への通行証（回郷証）の申請が可能に！
７月1日、中国の出入境管理局は
「香港またはマカオの永住権を持つ外国人を対象に、7月10日から中国本土を往来することが出来る非中國籍者の内地通行証（回郷証または港澳居民來往內地通行証）の申請を受け付ける」
と発表しました。
香港・マカオ永住権保持者は中国本土へ往来可能に
今回のこの発票は返還２７周年を機に打ち出された中国政府の新政策の一つで、この内地通行証を取得できれば、中国のビザを取得しなくとも何回でも中国本土に入境することができます。
またこの通行証の有効期間は5年で、一度の入境で滞在可能期間は90日間となっています。
これによりビジネス、観光、家族を訪問するなど様々な目的（就労や教育を除く）において中国本土へ行くことができるようになります。
香港またはマカオの永住権を保持され、かつ中国へのビザなしで入境が可能なパスポートを持っていない外国人が、今回の渡航規制緩和となる政策の恩恵を受けることが出来ます。
内地通行証（回郷証）のメリット
また、この通行証のその他のメリットとして、
・毎回指紋を採取したり入国カードに記入しなくてもよくなる、
・中国本土のビザを申請したりする必要がなくなる（90日以内の滞在目的であれば）、
・Eチャンネルと呼ばれる自動化ゲートを中国大陸側のイミグレでも利用できるようになるため、外国人用の審査の長い列に並ばなくて済む
などなど、様々な利便性が向上することになります。
内地通行証（回郷証）の申請予約について
既にオンラインでの予約状況は混雑しており非常に人気があるようなので、気になる方はお早目に申請予約されることをお勧めいたします。
予約先URL：https://www.ctshk.com/mep/zh/non-chinese_firstpage/
以上、情報を共有させていただきます。
また、私達青葉グループは、香港の各種証明申請サポートも行っておりますので、もしもサポートが必要な場合はいつでもお気軽にお問い合わせください。
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中华人民共和国出入境管理局关于实施便利香港特别行政区、澳门特别行政区永久性居民来往内地政策措施的公告
本記事の目的：
本記事は、主に香港へ進出されている、またはこれから香港進出を検討されている日系企業の皆様を対象に、香港での経営活動や今後の香港ビジネスに重大な影響を及ぼしうるような最新の法律法規と関連政策の主な内容とその影響、日系企業をはじめとする外資系企業の取るべき主な対策などを紹介することを目的として作成されています。
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