【香港】入国管理局の本部となった將軍澳オフィスに関する続報
数年前に書いた記事にて、現在湾仔（Wanchai）にあるイミグレーションタワー（入境事務処）の本部と政府ビル（政府大楼）も、2024年に将軍澳(Tseng Kwan O、略称TKO)に新しいタワーの建設、移転が決まっているとお知らせいたしました。本部機能は移転するようですが、湾仔の就労ビザ発行などに関わる事務所は引き続きサービスを提供することになり、觀塘(Kwun Tong)の同サービスが、将軍澳（Tseung Kwan O ）へ移転するようです。
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入国管理局本部が移転した將軍澳オフィス営業開始は2024年6月11日
5月16日、入国管理局（Immigration Department）は、入国管理局本部が移転する6月11日に伴い移転する香港移民登記業務（Registration of Persons、以下、ROP）について発表しました。
入国管理局の広報担当者によると、九龍にある觀塘のマニュライフ・ファイナンシャル・センター（Manulife Financial Centre）内にあるROP觀塘事務所（ROP – Kwun Tong Office）は、6月11日に將軍澳の新入国管理本部に移転し、ROP將軍澳事務所（ROP – Tseung Kwan O)と改称されることになります。
新香港移民登記業務窓口の営業時間
ROP – Tseung Kwan Oオフィスの6月11日からの営業開始に伴い、営業時間も延長され、月曜日から土曜日までは午前8時から午後10時まで営業し、日曜日と祝日は休業となります。
ROP觀塘事務所の最終営業日は6月8日まで
ROP觀塘事務所の最終営業日は6月8日となるため、当オフィスでIDカードを申請した申請者は、6月8日までに当オフィスで新しいIDカードを受け取ることをお勧めします。
6月11日以降、新香港IDカードをまだ受け取っていない申請者は、隣接する（仮）ROP觀塘事務所でIDカードを受け取る必要があり、この仮オフィスの場所は、マニュライフ・ファイナンシャル・センター2階オフィス1（登録サービス用）およびマニュライフ・ファイナンシャル・センタータワーA3階オフィス1B（受領サービス用）となっています。
また登記事項証明書または免除証明書を申請された方で、受領場所がROP觀塘事務所である方は、6月8日までに受領するか、6月11日以降、上記証明書をまだ受領していない申請者は、ROP將軍澳事務所にて受領する必要があることに注意が必要です。
ROP湾仔香港オフィスは引き続きサービスを継続
一方、湾仔のイミグレーション・タワー8階にあるROP香港オフィスは、引き続き同じ場所でサービスを提供します。業務時間および業務範囲に変更はありません。
各オフィスの場所および営業時間については、こちらの別紙よりご確認ください。
もしも本件の詳細について確認されたい方は、移民局のウェブページよりご確認ください。
また、私達青葉グループでは、香港の各種ビザ申請サポートも行っておりますので、もしもサポートが必要な場合はいつでもお気軽にお問い合わせください。
参考リンク：
Arrangements for Registration of Persons services after relocation of Immigration Headquarters
本記事の目的：
本記事は、主に香港へ進出されている、またはこれから香港進出を検討されている日系企業の皆様を対象に、香港での経営活動や今後の香港ビジネスに重大な影響を及ぼしうるような最新の法律法規と関連政策の主な内容とその影響、日系企業をはじめとする外資系企業の取るべき主な対策などを紹介することを目的として作成されています。
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