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香港サイエンスパークの深圳ブランチ 今年後半にサービス開始予定【大湾区情報レター Vol.40】

「大湾区情報レター」では、今後、日系企業の皆様に有用と考えられる最新情報をピックアップしお届けしていきます。


  

 

 香港サイエンスパーク(Hong Kong Science and Technology Parks Corporation, 以下、「HKSTPC」)は7月6日、香港の将来の発展と継続的に増加するイノベーションとテクノロジーに対する需要に対応するために、香港サイエンスパーク深圳ブランチが今年後半に段階的にサービスを開始すると発表しました。香港特別行政区行政長官であるジョン・リー(李家超)氏は、深圳ブランチがスタートアップの人材を育て、テクノロジー企業のグローバル化をサポートすることができる、と述べました。

 

 ジョン・リー氏は、香港のスタートアップ企業の数は約4,000社まで増え、多くのユニコーン企業の誕生を目撃したと述べました。新しい香港特別行政区政府は、イノベーションとテクノロジーへの投資を継続し、国の発展に積極的に融合していきます。香港政府は、落馬洲ループにある港深創新及科技園(Hong Kong –Shenzhen Innovation and Technology Park)の建設を進めており、深圳の科創園区と合わせて、深圳・香港科学技術イノベーション協力区を形成することが期待されています。

 

 香港政府が2001年に開設した香港サイエンスパークは、日々1,000社以上の企業にワンストップサービスを提供しており、HKSTPCが運営する香港サイエンスパークとイノセンター(InnoCentre:創新中心)は、現在11,000人以上の科学研究人材を雇用しています。


 HKSTPCの会長サニー・チャイ(査毅超)氏は、香港サイエンスパークの深圳ブランチがベンチャー企業人材の誘致、海外進出を後押しをし、香港と深圳の融合を加速させていくと述べています。また、国の支援により香港の多様性のある経済を着実に成長させ、若者に多くの機会をもたらし、イノベーションとテクノロジーのエコシステムの人材プールを成長させることを信じています。サイエンスパークは、香港独自の利点を活かし、香港が国際的イノベーション&テクノロジーセンターとなるというビジョンを実現させることを目標としています。

 

 深圳市福田区に位置する香港サイエンスパークの深圳ブランチは31,000平方メートルを占めており、2棟の建物をパートナー企業向けに、オフィス、研究所、共有ワークスペース、会議・展示スペース、その他パーク施設として提供しています。同パークは、「大湾区イノベーション・テクノロジー飛躍アカデミー」を設立し、同地域のイノベーション・テクノロジー人材へリソース、トレーニング、交流のためのプラットフォームを提供する予定です。

 

 

【参考資料】

 

・香港サイエンスパークの深圳ブランチ 今年後半にサービス開始予定

 

 

 

 

*本記事が記載されている大湾区レターは、以下のリンク先からダウンロードしていただけます。

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本記事の目的:

本記事は、主に中国へ進出されている、またはこれから中国進出を検討されている日系企業の皆様を対象に、中国国内での経営活動や今後の中国ビジネスに重大な影響を及ぼしうるような国家・地方レベルの最新の法律法規と関連政策の主な内容とその影響、日系企業をはじめとする外資系企業の取るべき主な対策などを紹介することを目的として作成されています。

 

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